阪急阪神ホテルズ、メニュー偽装のカラクリ
阪急阪神ホテルズは、山崎社長の辞任をもって早期に問題を沈静化させようと必死だが、
メニュー偽装のカラクリを理解しないと、本当の改善は行えない。
阪急阪神ホテルズの山崎社長は2回目の会見で、「偽装ではない誤表示だ」という
前回の発言から「偽装と受け止められてもしかたがない」と前言を修正し
強気の姿勢は消えた。
しかし、5000円のコースで芝海老使用によるコスト差は50円、
6000円のコースで九条ネギを使用しなかったことによるコスト差は9円と強調していたが、
問題はそこではなく、一料理人が勝手にメニューつ使われる食材を変更することなど、
出来るわけがなく、
阪急阪神ホテルズだけでなく、阪急阪神ホールディングスの経営方針に問題があるといえる。
現在ホテル業界は、かつてのシティーホテル=高級ホテルから、
外資系の超高級ホテルに富裕層は移動し、中間層であった利用客は、
ビジネスホテルの宿泊特化型ホテルに顧客を奪われているのだ。
これは阪急阪神ホテルズも例外ではなく、
その影響が現場に出ているために起こった出来事と言う事を理解する必要がある。
経費削減、人件費削減の抑制がレストラン部分にも影響が出たと言う事だろう。
「この予算でなんとかしろ!!}と言われれば現場は従わざるを得ないだろう。
実際、高級ホテルに分類されている「大阪新阪急ホテル」のビジネスユース料金は、
同地区の宿泊特化型のホテルよりも実勢価格が下回っているのだ。
すでに阪急阪神ホテルズの高級ブランドは崩れ始めているのだ。
メニュー偽装問題は、起こるべくして起こったものだろう。
他のホテルにも波及することは十分にあり得る。
実際に28日には、札幌市豊平区のルネッサンスサッポロホテルが
メニュー表示の誤りを発表している。
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