半沢直樹の3つの人気の秘密
半沢直樹が好スタート切っている。
初回の視聴率が19.4%、第2回目が21.8%だ。
この人気の秘密を探ります。
1番目は原作がいいということですね。
原作は直木賞作家、池井戸潤の小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」
の2作品で、原作本もドラマが始まってから人気を集めています。
2番目は役者がいい
主役の堺雅人さんは独特のオーラを持っています。
美男子でもなく、背が高いでもないのに、醸し出される雰囲気は他の役者とは全然違います。
キャストも片岡愛之助、石丸幹二、この敵役の2人がいい味を出しています。
3番目は演出がいい
演出は 福澤克雄、棚澤孝義の2人だが、
演出力によって堺雅人の力を最大限に引き出している。
企業ドラマは、いままではシリアスに描くのが原則でしたが、
半沢直樹は、やや「過剰演出」で表現されている。
半沢が、本店の会議室で上司を相手にまくしたてる場面や、
国税局の職員が隊列を組んで行進したりと、意図的に劇画化しています。
以上が半沢直樹の3つの人気の秘密なのですが、これをささえているのが、オジサン視聴者なんです。
現代の男性は、仕事帰りにチョット一杯の軍資金もなく、疲れています。
仕事が終わったらまっすぐに家に帰りオバサンのようにドラマを見て楽しんでいるのです。
オジサン達は現実にはありえないとわかってはいるが、小気味よいストーリーに
感情移入してストレスを発散しているのです。
まだまだ、半沢直樹は人気が出そうな予感がします。
堺雅人の今までの出演作品や原作の池井戸潤の小説作品なども、
これからもっと人気が出てくるでしょう。
ちなみに、池井戸潤の原作でスタートしたNHKの企業ドラマ「七つの会議」は
初回視聴率が6.1%と低迷しています。
これは、演出が今までどおりシリアスだからでしょう。
役者も原作もいいわけですから。
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