熱中症対策、高齢者に冷たい飲料は逆効果!
日本薬科大学学長で百済(ひゃくさい)診療所院長の丁宗鐵(ていむねてつ)氏は、高齢者や病気を持っている人は、
熱中症対策には、冷たい飲料を飲むことは逆効果だと語っている。
今年の熱中症にかかる患者数は昨年と比べる大幅に増えている。
総務省消防庁によると、8日~14日までで熱中症による救急搬送は1万913人で昨年の3.9倍に増えていて、
65歳以上の高齢者は、その内5323人で全体の半数近くを占めている。
死亡者も多く、死亡者は意外だが日中に亡くなるのではなく、深夜に亡くなるケースが大半だった。
これは意外である。
高齢者や体が弱っている人は、氷水のような冷たい飲料だと量が飲めず十分な水分補給になっていないという。
また消化器官は、約37度を下回ると体内機能がうまく作動しなくなり、冷たい飲料を飲む事で、
冷えた温度を戻そうと胃のまわりに血液や水分が急速にあつまり、ただでさえ脱水症状を起こしている体が、
1ヶ所に水分や血液が集中することで、より脱水症状がすすんでしまうのだ。
さらには、脳や心臓、腎臓などで血液が足りなくなり死に至ることが高齢者には起こるという。
外は暑く、中は涼しいことで暑さと冷えを繰り返すことで自律神経に変調をきたすこともある。
前出の丁宗鐵先生は、高齢者や体が弱っているひとには15~20度くらいの、井戸水くらいの温度が適正だという。
勉強になりましたね。
まわりに高齢者や体の弱っている人が教えてあげましょう。
熱中症には冷たい飲料ではなく、常温飲料が良い事を。
自治体の広報などで、この事をもっとPRすれば熱中症患者も少しは減るのではないでしょうか?
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