歌舞伎座こけら落とし 最初の演目 画像
4月2日、新歌舞伎座がスタートする。そこで、演じられる最初の演目が、「壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)」だ。
この、「壽祝歌舞伎華彩」は、人間国宝の坂田藤十郎さん(81)の鶴に、孫の中村壱太郎(かずたろう)さん(22)らが、10代から80代までが出演する世代を超えたにぎやかな舞台になる。
実は、この演目は市川團十郎さんの雄鶴、藤十郎さんの雌鶴で共演することが決まっていたが、市川團十郎さんが2月に亡くなり、江戸と上方、それぞれの大名跡の顔合わせがかなわなくなった。
それで、急遽、藤十郎さん自らが新しい趣向を考えたという。
歌舞伎座の閉場中に、実に5人もの名優が亡くなっていた。
市川團十郎さん、中村勘三郎さん、中村富十郎さん、中村芝翫(しかん)さん、中村雀右衛門(じゃくえもん)だ。
歌舞伎座開場を前に危機を心配する声も上がっていたが、若手俳優も育ちつつあり、若手からは試練を乗り切って行こうという気持が強く、明るい光明が見え始めているという。
歌舞伎は400年の歴史がある。それは世代交代の歴史でもある。
歌舞伎座が新しく開場をするにあたり、歌舞伎界も新しいスタートの1ページが開かれようとしている。
この記事を読んだ方は次の記事も読まれています。
- None Found
↓↓↓エンタメ・ブログの人気ランキングをこちらから見ることができます。

この記事へのコメント
人気ブログランキングに参加しています♪
