福島原発事故調 中間報告 吉田昌郎
政府の福島第一原発事故調査・
検証委員会中間報告が発表された。
<第3章>組織的対応状況
の中では、吉田昌郎所長の事が触れられている。
発電所との連絡では、
官邸五階では東電の武黒一郎フェローらが本店や福島第一原発の吉田昌郎所長に電話し、
助言していたが、ほとんどの場合、
既に吉田所長が具体的措置を講じていた。と。
吉田昌郎所長は、
3月11日の東日本大震災以降、8カ月間、
ずっと病気を抱えたまま事故収束に向けて陣頭指揮を執り続けていた。
3月12日に始まった1号機への海水注入の判断をめぐり、
東電本社は「首相の了解が得られていない」として、
いったんは中止を決断したが、
そういった本社の判断に対し、
吉田氏は独断で注入を継続し原子炉の冷却を進めた。
中止の決定に従わなかったことから、
吉田所長は口頭で注意を受けたが、
現場では、
注入を止めていれば発電所で死者が出るような事態になった可能性もあり、
作業員の間には吉田氏に対して「自分達の命を救ってくれた人」、
「下の意見をよく聞き、
上に対してはおかしいところはおかしいとはっきり言う人」
という印象が生まれ、憧れの目で見られていた。
その吉田昌郎所長が食道ガンで入院した事は、非常に悲しく思う。
これからは、治療に専念して回復してほしい。
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