生鮮マグロのクドア食中毒が野放し状態
最近、生鮮マグロを食べた人の食中毒が広がっていて、原因はクドア食中毒であるといわれています。
聞きなれない言葉「クドア」ですが、粘液胞子虫(クドア属)でマグロに巣食う寄生虫です。
非常に小さく顕微鏡でなければ観る事ができません。
このクドア食中毒は養殖ヒラメでも確認されていて食中毒統計で11年6月から12月までの6カ月間に、19都道府県で492人も食中毒患者が出ています。
東京都健康安全研究センターが11年4月から13年2月の間、マグロ類のクドア寄生実態調査を都内の市場、スーパーマーケットで行った結果、日本産メジマグロの67%、日本産クロマグロの10%がクドアに汚染されていたことが判明しました。
日本産メジマグロは3検体のうち2検体が汚染されているという実態です。
そして東京都の調査では、11年から12年に発生したマグロ食中毒事案の7事例すべてがメジマグロによる食中毒ということがわかっています。
しかし、現時点では、マグロのクドア汚染は厚生労働省から食中毒扱いを受けていないため、野放し状態です。
とりあえずは現状は自己責任において自己防衛するしかないようです。
クドア食中毒は食後短時間で下痢や嘔吐に襲われます。
予防策としてはクドアは冷凍すると毒性を失うので食べる時には冷凍されたマグロを選んで食べるのが唯一の自己防衛策のようです。
ちなみにメジマグロとはクロマグロの3歳以下の子どものことを言います。
これなら食中毒の心配はありません♪
この記事を読んだ方は次の記事も読まれています。
- None Found
↓↓↓エンタメ・ブログの人気ランキングをこちらから見ることができます。

この記事へのコメント
人気ブログランキングに参加しています♪
